求職者給付のあらまし

求職者給付は、雇用保険のメインとなる給付です。雇用保険被保険者が失業したときに、生活の安定を図るために支給し、一定程度所得を保障することによって、失業者の求職活動を容易にするものです。

求職者給付の種類

基本手当

一般に言われる失業保険がこれにあたります。雇用保険の被保険者期間や離職理由、年齢などで受給額や受給日数が決まります。

延長給付

公共職業安定所長が指示する職業訓練を受講したり、不況などで雇用状況が悪化した場合、基本手当の支給が延長される場合があります。

傷病手当

基本手当を受給している途中で病気やケガなどで求職活動ができなくなり、失業の認定が得られない場合は基本手当に代えて傷病手当を受給することができます。

技能習得手当、寄宿手当

公共職業安定所長が指示する職業訓練を受講するときにいわゆる弁当代と交通費が支給されます。また、その職業訓練が住所地から遠く、同居の親族と別居しなければならない場合は寄宿手当が支給されます。

高年齢求職者給付金

高年齢継続被保険者が失業したときに支給される求職者給付です。一般被保険者が受給する基本手当と違い、一時金の形で支給されます。

特例一時金

短期雇用特例被保険者が失業したときに支給される求職者給付です。この給付も高年齢求職者給付金と同様に一時金で支給されます。

当サイトでは、日雇労働被保険者に支給する日雇労働求職者給付金の説明は省略させていただきます。

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